殺し屋たちを乗せた盛岡行きの新幹線が舞台のサスペンス。
死体だらけになっていく新幹線から最終的に生きて降りられたのは…?
ことごとく不運な男や、生意気な中学生にイライラしつつも、
ラストシーンがとても爽快なストーリーでした。
読んでみて、考えたことがあったのでまとめてみます。
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本を読んで思ったこと
- 感情が高ぶったときに冷静を保つこと
- 冷静に物事を考えるために、第三者としての視点を持って相手に期待をかけないこと
新幹線に乗った殺し屋のひとりである中学生(王子)は、
「なぜ人を殺してはいけないのか?」
と別の殺し屋に投げかけるシーンがいくつかあります。
しかし、返ってくるのは納得できない答えばかり。
そんな王子に、物語の終盤投げかけられたことばが、
「世の中は禁止事項で溢れているんだ。殺すというテーマを出して、人を困らせたいだけではないのか。」
(※正確な抜粋ではないです)
まず、他の人が生意気な質問だと一言で片付けることを、
言葉で説明するのって難しいのによく言ったと思いました。
なんとなく言いたいことのイメージだけ頭の中にあって、
言葉にできないことが私にはたくさんあります。
それは、頭の中にいろんな感情が渦巻いているからかも。
感情に流されないことは難しいです。
最近は、感情的になったら第三者として自分を見て、
相手に期待をかけないようにしています。
本の中で王子に問いかけたのも、隣の席で突然話を振られた第三者的な存在でした。
ちなみに、別作品からのスペシャルゲストみたいです★
この本を読んで、
「幸せなときに約束しない」
「怒っているときに返事をしない」
「悲しいときに決断しない」 という言葉を思い出しました。
だれの名言だろうと思って検索してたら、続きを見つけました。
「迷ったときに幸せな方を選ばない」
「自分で決断したことを人のせいにしない」
「今ある幸せを当たり前だと思わない」
心にグサグサきます!(私だけ?)
最後までありがとうございました♪
(もう少し詳しく内容を知りたい方はこちら↓)
p.s.
ブログ名を大好きな、sea & moonに変更しました。
あと、せっかくなのでデザインも。